私の祖母のことを少し。
もうなくなったのですが中々使える方でした。
生家が代々神主と民間陰陽をしている家で
祖母の母も使える方だったそうです。
ちなみに父の実家(祖母の旦那ね)は密教系の霊能のある方が
ちらほらの家系で、
実は両家は昔から血を薄めてはいけないと言うことで
親戚同士何代も結婚してるんです。
父のほうも民間の陰陽されてましたが
どっちかというと密教的な術が多いですな
ただ父の祖母というのはかなりな方でした
私の祖母ですが私が物心ついたときには家にいて
普通の祖母をしてました。
ただ両親ともに仕事をしていたのでよく私に昔の術の話、
家の話等してくれました。
私の育った家は両親は霊能の仕事はしてないので
普通の家庭ですので祭壇はなく
普通に仏壇があるだけです。
(祭壇やら陰陽はうちの親戚のおうちですね。)
ただうちの祖母は陰陽の家系のくせに陰陽系の神よりも
弘法様と観音様と弁才天を信仰してました。
(ご実家が神社持っててやはり蛇祭ってたりもするからね)。
祖母の術で一番の記憶は家族が旅行等に行くとき
必ず無事を祈願する祭りでした。
祭壇の変わりに仏壇にお供えやら祭文
(実は陰陽の御幣も)を祭り祈願をするんです。
母の場合はやはり血統が違うので弘法様と観音様。
父や私や兄の場合は血脈ですので実は我が家が
昔使ってたであろう眷族なんです。
ですので御幣やら陰陽系のものを祭るときは
うちの血筋の者の祈願の時
結構私は子供のときから視えないものは見えたのですが
祖母の祈願のときは
霊眼でなく普通に肉眼で眷属は視えました。
動物や人の形を取っているのではなくソフトボールより
一回り大きい赤色と青色の
円形のセロファン紙みたいな光が現れ御幣により、
祖母が祭文を唱えると
その二つが家の外に飛んでいくんです。
私が修学旅行なんかのときはその二つがフッと現れ
ふっと消えるのです。
子供心に昔からうちで使っていたものだとは分かりましたが
後年私が祖母に聞くと
祖母方で代々使っていた物だと言うことです。
祖母いわく自分がこの家に嫁いだときに連れてきた物なので
祖母の生家には
残骸しか残っていないそうです。
その球はね なので蛇やらの眷属しかいないそうです
確かに祖母はそれらを大事に育てていました。
続きは次回です。