江戸時代に平賀源内という男がいまして
これがめっちゃ面白い男で
こんな人
歴史の教科書にチラッとエレキテルと書かれる人ね
この人がおもしろくて面白くて
どんな人というと 社会不適応者
エレキテルや土用の丑の日というキャッチコピー考えたり
はたまた石綿発見したり浄瑠璃の脚本かいたり
山師やって大失敗したり 結構不遇なのです 特に経済的には
しかも自慢しちゃう人で 自分の殿様に重用されてたのに
山っ気出して脱藩して お抱えしないでってお触れが
回って貧乏したり
才能あるのに性格悪くというね
私の感覚だとこの方 完全な神経症 病んでるのです はい
そして 嫌味なほどの俺凄いアピールと人を見下す悪癖
近くにいたら ぶん殴りたいタイプだと思います
が そんな源内さんと仲が良かったのが
仏のような杉田玄白さん
この取り合わせも面白い
さて源内さんのもっと面白いのが
自宅の間取りというのをですね
陰陽師の安倍さんにお願いしてるという
逆に言うとこの時代の陰陽師
今でいう風水師の役目もしてたというね
どうやら源内さん 家の間取りというもの
凄く重要視してたようで
その影響もあり幽霊屋敷借りるじゃん?
これが命取りで その家に来てた大工の棟梁が
設計図盗んだ!!
と勘違いで逆上し その人斬り殺して牢屋に
牢屋で病死 という感じで
以前は極度のノイローゼからの被害者妄想と思ってたのですが
最近ふっと感じたのが 幽霊の仕業?ってマジで
西洋のこんなのが
人生の結構早い段階でついていて この結末までを用意して
そこに向かって人生を進ませたんじゃないか?
と ふっと思ったりで この方蘭学者だったり西洋画書いたり
結構そちらの方じゃん?
なんかね~ もてあそばれちゃった感がすごくあるわけ
自分の才能にうぬぼれて 天狗のような鼻になって 誰からも嫌われたり
才能の割に現実面での見返りがなかったり(収入、結構経済的に困ってたのです)
なんか 平賀源内という ノイローゼ気味ないいおもちゃを見つけて
悪魔が遊んでしまった 感があるのです
まあ 妄想だけど 蘭学者で非業の死といえば
高野長英なんだけど
この方と対照的だなあ 人生のもてあそばれ方が
と思ったりね はい