さてちびっこのころの話ですが
父の実家の墓参りで祖母の知人の旧家にお邪魔したとき
お泊りだったのですが なんか怖い
昔のかやぶきの家で土間があって囲炉裏がある そんなお家で
庭には池があって山間の集落 いやいやとっても怪しいなというね
そしたら夜やはりぞわぞわぞわ~としまして
壁(たぶん土の壁だった気が 覚えてないですが)に
光る蟲(あえてこの字)が何百匹と集まってまして
夜光虫のような青白い蟲が
むろん本物の蟲ではないのですが
祖母にその話したら ああ、この家は蟲が出るからと言ってましたが
今思うと何の蟲なのかよくわからんですな
昔の山奥の集落ってたぶんいろんなもの視たり出たりしたんでしょうね~
それこそ山の精的なものであったり
天狗やらその手のものやら はたまた山の生気とか
はまた全く違ったその手のものなのでしょう
で地の作物を食べるから そこの土地や精なんかとも
より密接になる的なね
迷信やらそういうものも今と比べたら本気で信じてるから意識場も出来上がって
色々不思議なことって案外日常的に起きてそう
街の物の怪が案外人間に近い性質や姿としたら
の物の怪って動物の姿に近かったり性質に近かったりすることが多いかもしれない
逆に海って案外軟体生物的な実態があってないような
そんな感じが多いかもしれない
山の中で平安の都のような百鬼夜行ってイメージないし
狐の嫁入りって山奥よりも山里のイメージかもしれない
そうやって考えると案外日本の文化というか
民俗学的なものって芳醇だな~と思ったり
そういえばうちのお寺さん
昔は柱の油をなめに蛇が柱に何匹もくっついてたとか
屋根裏に一抱えもするくらいの蛇が住み着いてて 前の住職さんの時は何度も蛇が床に落ちてきたという話
聞いたりしてました
ま、山ってやっぱ蛇が身近なので蛇って使いますよね
呪術で はい
そういえば祖母の友人で山で猟師してる方が行ってましたが
山に何日も入っていると 精神が鋭くなって普段感じない気配をよく感じたって
獲物を捕ろうとすると 背後から何か得たいのわからない大きな気配を感じて
それが邪魔をしようとしたり 山を歩いてると後ろからひたひたとあとをつける気配がしたりと
山には人間が知らない何かがいるんだろうな~と
言ってたの思い出しますな
コメント
蟲はないですが、愛知の田舎でもうちの祖父は狐にばかされてお頭付きとられてました。
そういう時どうしたらいいか近所の人に聞いてましたから、ほかの人もばかされてたみたいですね。
昔の母家にはアオダイショウがつがいて住んでいて、ご飯食べているとハリの上をシュルシュルと登場してました。
呪術には使ってませんが。母家建て直してからどこにいったんでしょうねえ
やっぱりジミヘンさん、蟲師みたいですね~。久々に蟲師読もうかなぁっと。
サンショウウオみたいなものは食べるとじんましんが出る~
(サンショウウオだったかは忘れましたが)
そんな話 祖母の実家の年寄りが言ってた気がします うろ覚えですが