さて山辺さんの化蛇なのですが
多分魔が巣くうのって大まかに2つあるんじゃないかと思うのです
山辺さんの虚栄心と強欲 多分これに巣くうものって同じようなもの
も一つが暴力や暴言的なものに巣くうもの
そんな気がします
例えばですね 何かしらの方法でそれらの魔というものを落としたとしても
本人のその原因となる因子が消えない限りまた同じようなものが寄ってくるんじゃないかと思ったり
磁石なんかとおなじで砂鉄を綺麗に落としても結局磁力というものを本人が持ってる限り
またくっつくという感じで
逆に言うとそれがなくなると自然に離れるんでしょうな~
例えば今回のように破滅をしてなおかつ収監されたり自己破産なんかでもうこいつは
再起はないなとなれば
おいしい汁は吸えないから離れる
暴力なんかは例えば大病して復活できないとかそうなると離れていくのかも
多分その離れたときって生命力や気力というのを最後にもっていくんじゃないかな~とも思ったりもします
ではなれると生命力も気力も体力も失いガクッと一挙に年取ったとなっちゃう
ま、最後に尻の毛まで抜いて離れる
そんな感じなのかもしれないですね~
そう考えると権力の座から滑り落ちたものが一挙に老けていくというのも
そういう場合があるのかもしれないですね
逆に言うとこいつを権力の中枢に押し上げれば自分たちがおいしい汁をたくさん吸える
だったら押し上げちゃうよ~
そんな感じもあるのでしょうね
もしかしたらヒトラーなんかは完全にそっちだったんじゃないかと思ったりもします
ただですね 私が不思議なのはなぜヒトラーについたのかなのです
ま、わからんですがもしかして資質的な部分だったのかもですね
妄信的狂信的な
魔的なものと相対する人物って2つに分かれると思うのです
冷静に相対して語り合う人物と魅入られて使われる人物
信長さんなんかは完全に前者で
実は幕末の志士って後者の場合多い気がするのです
例えば私の中で凄く評価の高い武市半平太さん
この方能力や見識、リーダーシップ等当時の志士たちの間ではトップクラス
多分ですが
明治新政府まで生き残ってたら薩摩の大久保さんに対抗できる人物ってこの方くらいなんじゃないかと思うのです
ただやはり魅入られてたんじゃないかと感じます
吉田松陰先生も実はそんな気がしたりで
そういう人物って結局用なしになると非業の死を迎える
そんな感じがするのです 突っ走り方も妄信的に突っ走ってしまうという
多分松陰先生は発火点として使うというのが役割で
一度導火線に火が付いたら役割は終わり
武市さんもある程度土佐をまとめて導火線として火をつけてその火が確実に燃え広がった時点で用なし
そう捉えられてたのかも
逆に高杉さんなんかはですね 妄信的に突っ走るイメージですが
実は凄く冷静に(というよりも冷徹に)状況を把握できる人物だったと思うのです
私の感覚ですとこの方って狂ではなく狂を冷静に演じる方なんです
何処までだったら狂を演じて大丈夫か そのぎりぎりを見極めてそのぎりぎりのライン上を
ある意味楽しみながらわたる人物
且つそのラインはけっして超えない それくらいの冷静かつ俯瞰的な視点で物事をとらえてたと感じます
またこの方自分の能力の限界というのも冷静に分析できる人物
自分は発想と破という行動はできるが実際にまとめるという行為は苦手
そんな自己分析ありますよね
多分明治新政府まで生き残っても政府の高官にはならなかったと思うのです
辞退してたんじゃないかな
自分はむいていない そのポジションはと
もしかしたらですね 野に下って岩崎さんのような実業家目指してたかも?と思うのです
軍事という才能をいかすというよりも
政治は俺には向かないと
実業家もですね 武器商人という道を目指すかもですね~
海外との武器の貿易という
で例えば各地の新政府に対する反乱があれば新政府の枠にはいないけど
軍船を率いて戦いに~とか そんな感じあったかも~
そしてそのあたりのフリーキーさが 大久保さんをはじめとする新政府の役人さんたちと軋轢を生むんでしょうね
伊藤さんをはじめとするかつての長州の子分たちなんかとも
コメント
高杉さんのお話面白いですね。
幕末ドラマはあまり好きではないですが、高杉さんが出るところはなんとなく見てしまいます。
イケメン枠というお約束でもあるのかしら(笑)
この記事が流れていってしまうのはもったいないです。歴史にifはダメっていわれますけど、ジミヘンさんいっそ小説にしちゃってくださいませ。
ジミヘン脚本の高杉大河面白いと思いますよ~ 今までの猪突猛進高杉ではなく
実はこの人を一貫して貫いてるのは 圧倒的に冷静なというか虚無感に基づいた
俯瞰した冷徹な視点というね
自分に尻尾を振ってくる者たちも 表面は友好的に接しながら腹の中では相手が自分に対する利というのを冷静に読み取っている
そんな高杉像っていいな~ 例えばドラマなんかでは盟友的に描かれる坂本龍馬との関係も
龍馬の利で動く商売人気質に対して冷徹にみながら表面は友好的に接する
師松陰との関係も 師として尊敬しているが このままいくといつかは自滅すると客観視していたり
国家をも統治し大量殺戮をしたヒトラー…なぜそんなことができたのか、なぜユダヤ人だったのか気になりました その時代やユダヤに関する映画等みることが多くて過去世なのかもわかりませんがナチス独特の標が印象にあります 魔的なものに使われていたとするとそれはとてつもない巨大な力を持つ存在だったのかなと…
道具としての器が必要なんですね
普通に紛れて観察しているのですかね
ヒトラーもそうですが 人間が普通に考えたら無理ということ成し遂げる方いるじゃないですか 信長さんも松下幸之助も そういう方たちってやはり自分の力だけでは絶対無理で
それプラスアルファの何かの強力な力やお役目がないと無理でしょうな~
ついでに器以上のものってやはり無理なので
でですね 器も2種類あるかと 大きくて溢れない器と も一つは 記事にします