熊野で出会った天皇の棺を担ぐ八瀬童子の霊

さて先日熊野に行ったとき実はいろんな方が現れたりだったんですな

まずはこんな感じの方

この方花の慶次という漫画に出てくる岩兵衛といういわゆる

天皇の棺を担ぐ八瀬童子です

 

この方によく似て顔がゲイリームーア

もしくはニールヤング先生

 

によく似たいわゆる岩石顔で総髪、がたいがやたらよく

肩の筋肉が凄く発達した感じの男なのです

ま、平安～江戸くらいの感覚で言えばまさに鬼‼‼でしょう

 

ああ～自分たちは渡来系氏族でさ～　いわゆる畿内の渡来系の

朝鮮方面からではなく北方の民族なんだわ（ロシア系）

 

さすがに少数だから迫害にあって逃れて移り住んだのが結局山深い

このあたりでさ～元々は～

始めは十津川とか熊野なんかの山中に移り住んだけど～

 

そのうち八瀬方面に～

そんな感じで話すのです　ま、その移民説や熊野あたりに住んでたかは知りませんが

 

でさあ　なんで俺たちのようないわゆる被差別の最下層が天皇の棺を担いだか知ってる？？

 

それってさあ　天皇が即位するときにダキニ天拝むのと同じでさ～

そんな話をするのです

ま、長くなるので次回に

 

ま、ほかにも実は十津川郷士と呼ばれた勤王の志士たちの元祖

ともいえる大塔宮護良親王が足利尊氏たちに敗れにげてきたときに

匿った人（じいさん）が誇らしげに表れそんな話したり

 

中々十津川あたりはれきしてきにもおもしろいな～To

 

さて先日いった京都のとある場所では平安期のいわゆる北面の武士という人が大鎧を着て現れたのです

 

あのさあ～なんで都の治安が悪く武家の世の中にとってかわられたか知っとるか？とまるで前田日明兄さんのような活舌悪い口調で

ははは

 

鎌倉側の論理で言えば　当時の武家たちの領地というものを

頼朝が保証したからじゃないっすか

 

ただ当時の都の論理で言ば違うらしく面白い

その発想はなかった！！

 

さて中世の政治の中心は貴族、天皇を中心とした貴族政治

彼らが最も嫌ったのは穢れでして

 

どれくらい嫌ったかというと　死の穢れや様々な穢れがあると

陰陽師なんかに占わせて　なんと何十日も家に閉じこもっちゃうくらい

その間当然お仕事ストップ

 

今でいう国会も開かなきゃ官庁も一切お休みというバカげたお話を

大真面目にしてた

 

さてその穢れでも最も嫌ったのが死の穢れと血の穢れ

もうそんなのを扱うなんてとんでもない

 

ちょっと差別になっちゃいますが　感覚的には昔の不治の病であった

結核や疱瘡なんかの患者さん以上に接したくない

 

そんな感覚

ですがそうすると治安維持もできない　だって今でいう軍隊も警察組織も持てないですから

 

ちなみにそんな理由で天皇家って自前の兵隊さん持ってないのです

昔から

ま、だから天皇家って旨い事平家と源氏を戦わせる敵にあっちの軍隊とこっちの軍隊を上手に戦わせたりしてたのです

 

ま、のちになると、天皇が思い通りにならんのは鴨川の水と延暦寺や日吉神社の僧兵が押しかけて文句言ってくる（武力を背景に）強訴だけ

 

ということで仕方なしに北面の武士というものを設置しましたが

今回はそんな北面の武士さんなのです

 

さてもひとつ　都には警察組織がなかったのです　なぜってそれも人を切ったりするから穢れるじゃん

 

ま、そのおかげで都の治安がハーレム級に悪くなったのでいやいや設置した警察組織が検非違使

なのですが　貴族や天皇さんは本音ではこんな穢れたやつらとんでもないと侮蔑してたのです

 

今って警察ってお国の組織じゃないっすか

ですが当時は法律（律令というやつ）のなかでこんな穢れたやつらの存在は認めたくない

 

ということで法律の外の組織ということで令外官となったのです

ま、都の武力を持った兵隊さんたちからすると

そのあたりが公家から武家に権力を奪われたんだぞ～

 

お前らの差別のせいでということをいうわけ