人間生き残ったりのし上がるには何が大切かと言いますと
厚かましさとはったりなのです
実行力やらは厚かましさに含まれ、アイデアはったりや宣伝力やははったりに含まれで
お金もコネも何もない人間がのし上がるにはそれしかない!!
それを実行してのし上がったのがプロレスラーの大仁田厚!!
最後は議員にまで上り詰めた平成のジャパニーズドリーム!!
プロレス引退後日雇いの土方なんかでなんとか生計建ててて
FMWを旗揚げした時の自己資金5万円ですよ!!
しかもレスラーとしての人気実力ともに2流じゃないっすか
平成の太閤記ですよ!!
ま、そこまでのし上がった理由ってこの人のインタビュー読むと納得なのです
凄く頭がよく実は空気を読めて相手が欲しがるコメントやネタをとっさに出せる人なのです
天性ですね!!しかもこの人なんだかんだと人に可愛がれる愛嬌あるじゃないっすか
私の好きな最近お亡くなりになった安部譲二さんと同じ匂い!!
安部さんもあの笑顔や人柄で可愛げのある方でしたからね~
しかもお二人ともはったりが非常にうまいというか
どこまでが本当かどこからかが嘘か微妙なしかもめっちゃ大きな
大風呂敷広げて人に興味ひかせるじゃないっすか
作家のいうことの8割は嘘!!と言い切ったり年取ると昔のことを知ってるやつらはみんな墓場に行ってるから大ウソつき放題と言い放ったり
安部譲二さんは憎めない
安藤組(ヤクザ)時代の15歳の時に安藤組のバッジを300個作って
上の人から順番に配ったらちょうど自分の前の人でバッジがなくなって
泣きそうになったら親分の安藤さんが自分のバッジをくれたとか
抗争相手の組長宅にヘリで手りゅう弾落とそうと思って
ヘリの免許取りに行った等嘘でしょ?という話の中に
ヤクザやめて日航機の客室乗務員やってたという誰が考えても嘘だろ?という話が本当であったり
虚実入り乱れるとこが魅力なんすよね
大仁田君もですね 私が一番しびれたのが
FMW旗揚げ当時のライバルにターザン後藤という選手がいまして
この方ですが
当時ガチデオウムの麻原ショーコーに間違えられること多かったらしく
街を歩けばちびっこにしょ~こ~、しょ~こ~と選挙応援で歌われた歌を歌われたり
居酒屋に行けばオウムの麻原が飲んでると通報され警察がきたりだったらしい
そんな後藤=麻原説が流れてた当時
これは金になる、話題になると踏んでターザン後藤に麻原の格好させて
(たしかお面までだっけか)
リングで大仁田VS麻原を実現させようとしたんすよ!!
その発想凄くないっすか??良い悪いは置いといて
ま、その後の活躍はご存じの通りである意味猪木以上の影響力!!
レスラーとしては素質も何もない男がインディーズで天下とっちゃったんですからす
凄いっすよね!!
ただこの人って天性のはったりとセンスは持ってたようで
15歳のころ徒歩で日本一周しようとした際に県庁の前にテレビ局読んで
取材させたり、靴が壊れそうになったら靴屋に電話して月星シューズをスポンサーにつけたりと
才覚があったのでしょう
賛否ある人物ですが
あの無邪気ともいえる笑顔、あれはやはり天性の人たらしなんだと思います