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ウディ・アレンの新作レイニーデイ・イン・ニューヨーク

野球は清宮&ハンカチ裕ちゃん、映画はウディ・アレンと言うくらいに

私が最も好きな映画監督の新作

レイニーデイインニューヨーク見に行ってきました

映画監督としてというより人として抹殺レベルのシャレにならないスキャンダルを起こしただけにウディ先生の新作は二度と見れないかも!!と思ってただけに超うれしい!!

内容は毎回同じでインテリだけどどこかおかしな主人公と

彼女はお金持ちのお嬢さんでこれもどこかおかしい人

そこにお金持ちの彼女の両親(これもおかしい)と彼女がメロメロになる男(これもおかしい)人たちのドタバタという50年間全く同じ内容の映画を作り続けてなおかつスリルもサスペンスといった

ドキドキや派手なアクション一切なしのいたって地味な内容ですが

なんだかんだでアカデミーに史上最多ノミネートされてるという

アカデミー賞もどっかおかしい!!

さて本作で主人公の恋人が彼氏をでも彼アスペなの彼氏がいないのをいいことにとこっそり紹介しましたが、長年のもやもやが解けました

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ウディ・アレンの映画の登場人物ってみんなアスペなんです!!

インテリアスペが繰り広げるドタバタなんですわ!!

しかも主人公が毎回ウディ・アレンそのものじゃないかと思っちゃうすっとこなんです

チビで運動音痴で女子からはジミヘン菌!!と嫌われちゃうインテリオタクで

授業中はノートに先生を面白おかしく描いた漫画かいてて、先生に見つかってどしかられる!!

そんなタイプなんですな~ ははは

ウディ先生も160センチのもやしっこなユダヤ人!!

本作はなんと私の大好きなチェットベイカー先生の名演で名高い

 Everything Happens to Me

こちらの歌がキーになってるのです

主人公がチェットベイカーを絶対意識したな!!と言う感じでピアノで弾き語るのですが、間奏はタンギングで歌ってほしかった!!

こんな内容の歌です

ゴルフの予定を入れたら
賭けてもいい 絶対雨になるんだ

パーティーをしようとすれば

上の階の奴に文句を言われる

風邪をひいたり 電車に乗り遅れたり

僕の人生はそんなことばかりなんだろうな

僕はいつだってついてない(ここはジミヘン的意訳)

やり残しなんてない

ハシカもおたふく風邪も経験済み

エースのカードで勝負に出ると

相手はいつも切り札を切ってくる

僕ってバカなんだろうな

よく見ないで飛びこんでしまう

僕はいつだってついてない

初めは 君がそんなジンクスを破ってくれると思った

愛がこの不幸を終わらせてくれると思った

だけどもう 自分をだませない

空想のお城はもう 抵当に入れてしまった

電報も打ったし 電話もかけた

特別便のエアメールまで送ったのに

君からの返事は「さよなら」

しかも 郵便料不足

たった一度だけ恋に落ちた

君じゃなきゃだめだった

僕はいつだってついてない

ま、こんな感じの曲ですが なんだかんだでラストはハッピーエンドか??と言う感じでセントラルパークで恋人と馬車に乗るのです

当然そこはサッチモの明るい表通りがBGMでしょ!!と思う私

いい曲っすね!!と思ったら流れずのまさかのどんでん返し!!

ははは

いやいや、久々にいい映画でした もう一回見に行きまっす!!

ちなみにウディ・アレンは映画でジャズを使うのが最も上手な監督です

いや~よかったな~と一人感動にふけってたら前の席のおばさん二人組が映画について語ってる

思わず私も輪に入っちゃいました あそこは明るい表通りですよね!!って

そしたら話盛り上がり60過ぎのおばさん二人組とコーヒーショップで映画談義

いい映画見た後って語り合いたくなるじゃないっすか

そしたらその二人も大ファンで何が好き??というはなしになりやはり

アーニーホールや世界中がアイラブユーよね~と

おお!!いいですよね!!私は最近の(でもないが)ミッドナイトインパリが代表作じゃないかと思います

ギター弾きの恋なんかもよかったですよね!!と大盛り上がり

本当はボブデュランなんかも演奏したような60年代のグリニッジビレッジのコーヒーショップで映画談義したら最高っすよね~

さて先日は映画関係の方とお話してフィルムってなんであんな色気があるんすかね?ときいたらフィルムって感情と言うものを閉じ込めやすいというようなお話されてなるほど~と思ったんです

音楽なんかもアナログって時代の空気感を録音できてるんです

多分街や時代の空気と言うものはデジタルではなくアナログだから

アナログやフィルムと言うものの方が相性が良いのでしょ

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コメント

  1. やとかりん より:

    この映画の製作者もおかしい
    この映画の主人公 脇役もみんなおかしい
    アカデミー賞受賞したのもおかしい

    この映画映画を見に行った人達もおかしい
    その人達の口コミ聞いて
    「じゃあ わたしも・・・」と見に行った人達も もちろんおかしい。

    連鎖と言うのでしょうか?

    わたしも興味があるので観にいきたいですw
    中々面白そうなお話しですね。

    海外の映画って
    アスペみたいな主人公よく登場しますよね。脇役もですが・・・

    アスペはこの世のエンターテイメントですって☺✴✌

  2. 雪岱 より:

    チェットベイカー好きです。ティモシーファラメのチェット大音量で聴きたい!
    なんていうか今のサラッとした現実より、ウッディアレンの世界は人間味がありそう。
    トレーラー観たらニューヨークの雨はどしゃ降り。。。わぁマズい観たくなってきた‼︎そこにウッディアレンT男子居たらもう眼は釘付け!ネットバズらせませんでした?(笑)

  3. jimi より:

    ウディ・アレンの登場人物は皆さんIQは高くエグゼクティブですが
    どこかくるってってその自覚が全くない人たちですよね~

    そして常識あるはずの人物が一番おかしかったりと言うなかなかシニカルです
    ウディ先生自体がそんな感じっすもんね~

    ウディ先生はやはり60年代後半~70年代半ばくらいのNYが好きなのでしょう
    パリ、ロンドン、ミラノ、バルセロナと近年の映画の舞台なのですが
    やはりあめのNYがしっくりきます

  4. jimi より:

    作品内で主人公がジャズピアノを弾くシーンでほめられるのですが
    しょせんは(BGMにしかならない)ラウンジピアノさと言うセリフがあるのですが

    あれって完全に50年代のチェットベイカーをはじめとするいわゆるウェストコーストジャズのことを指してるんですよね~ BGMにピッタリのハリウッド的白人ジャズじゃないっすか
    さすがジャズ好きのウディ先生だわ~とニヤリとしました

  5. かわうそ より:

    Jimiさんに感謝申し上げたいです。劇場版は見に行けませんでしたが、Netflixで、こちらの映画を観ることができました❗
    教えていただき、ありがとうございます。劇中ところどころに有名なジャズが流れていて素敵でしたヨ。
    主人公の彼女にはあまり魅力を感じませんでしたが、主人公の物憂げな美しさにはKスターどころか、昔のディカプリオくらいじゃないと勝てないのでは?
    (私の感想です。すみません)
    アメリカのニューヨーク観光を映画の中でできたのもよかったです。
    現地でこの作品が上映されることを願うばかりです。
    一枚だけですが、デュークジョーダンというピアニストのアルバムをもっていまして。その中のお気に入りの曲が、チェット・ベイカーの曲だったなんてね。
    いい映画でした。

  6. jimi より:

    鬼才ウディ・アレン先生の最高傑作と思います 
    残念ながらアレン先生、幼女への暴行云々(養女を嫁にしたことで)

    で多分二度と映画は撮影できないと思いますが~

    NYのユダヤ人らしく、シニカルでちょっと世の中を斜めに見て
    でもIQと文化度は高くの、実際しりあいにいたらどえらい面倒くさいおっさんですが

    (多分アスペ)これほどの才能が埋めれるのはあまりにも惜しい