坂本さんと西郷さんと来たら次は長州のリーダー桂(NOT不倫の三枝)さんです
かつらといえばパンチョさんですが今じゃ天国なので小倉さんに神田さんあたりと相場が決まってますが
今日はかつらちがいの小五郎さんDEATH
龍馬と高杉の出会いは特に歴史を動かしませんが桂との出会いが動かしました。
ただ桂は坂本と言う男を信用していません。ついでに好きではないです
ただ当時の長州(NOT力)の立場がそうさせたというか。
当時の長州は完璧に孤立無援の風前の灯。
長州藩内だけでなく日本中が長州の滅亡は時間の問題と思っていました。
そしておぼれるものはわらをもつかむ、で誰でもいいから良い話があれば乗りたい、と考えていました。
正直坂本のことはわらになるとは考えていませんでした。
しかしなぜ坂本を信じたか?
それは龍馬の人間性(良いとかでなく大風呂敷)にだまされたのです。
龍馬は現在では凄い器の大きな魅力ある男となっていますが、
実際は大嘘付き、当時は誰も信用しないくらいの大風呂敷を拡げる男。
と言う感じです。
ついでに言うと今風でいえば多動性障害だったと思います
ただなぜかそのうそもこの男がつくと信用させてしまう魅力がある男なんです。
上手くはいえないですが龍馬自身もその大風呂敷が
現実のことと思ってしまっているある種の精神病的な性質なんです。
思い込みが激しいと言いますか、話に夢中になるとその話の世界に没頭しちゃう、そんなSF作家さんのような気質
まあ霊的にみると完璧に憑依されているんですが。
ですので彼自身現実との境目が怪しい感じはあったと思います。
その辺りの異常な熱意というか、話の世界にどっぷりというところを
勝先生をはじめとした度量のある大人たちは好んだ節を感じます
ちなみに桂さんはそういうとこが大嫌いだったのでしょう!!桂さんは現実派ですから
薩摩でいえば大久保さんも嫌いだったでしょう!!ついでに人斬り半次郎こと桐野さんも、こいつは西郷どん(せごどん)のためにならんと思っていたでしょう
では桂は龍馬の何に話に乗ったかと言うと、坂本と言う男自身を信用したのでなく坂本の大風呂敷に乗せられ、この男の後ろに土佐24万石、
また会津侯や越前候、はたまた勝海舟の影を感じ
もしやそれらで長州を救えれば、と一部の望みにかけたのだと思います
普通に考えれば一介の浪人風情(というより当初は土佐藩のお尋ね者)
が土佐藩や幕府の重鎮なんかを動かせるなんて思いませんが、そこまで長州(NOT小力)は追い込まれていたのですな
ちなみに坂本はさも自分がそれらを動かせるように話したと思います
(グラバーの影はかなり影響大)。
その手法はいろは丸訴訟で紀州と争ったときの
ハッタリ(金を取らずに国を取る)が一番分かりやすいです。
どう考えたって海援隊が御三家の紀州に勝てるわけないじゃん?
現代の龍馬、坂本金八の海援隊が、芸能界のボス〇〇さんに喧嘩吹っ掛けるようなものですから!!消されます!!干されます!!
でも後藤象二郎が動いたにしろ紀州はこの浪人にビビッタでしょ?
これが龍馬の凄みであり真髄なんです。
この男が越前候や会津侯に気に入られたのも
大風呂敷を面白いと思ってくれたからです。
まあ、あるものが憑依しててその大風呂敷を実現させてしまうのも凄いのですが
ただ当初はこいつは信用できないと思ってた桂さんですが
薩長同盟~で薩摩から武器を購入したり長州の危機が救われる段階になるとちゃっかりと感謝してますな さすが逃げの小五郎!!
ちなみに小五郎さんの妻、幾松さんは当時売れっ子の芸妓さんでして
私のリーディングではとても粋ないい女で、ジミヘン戦国美女ランキングの激推し、前田利家さんの妻と相通じる感じがあります